沢尻エリカ(左)、東出昌大
沢尻エリカ(左)、東出昌大

「今、1月ドラマの多くの関係者が怒りをあらわにしています。怒りの矛先は、沢尻エリカ(33)と東出昌大(32)ですよ」(芸能プロ関係者)

 昨年11月16日、沢尻エリカが違法薬物所持で逮捕され、急きょ10話分の沢尻出演シーンを撮り直したNHK大河ドラマ麒麟がくる』。

 当初の予定より2週間遅れてのスタートとなったものの、初回の平均視聴率は19.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録。ところが、2話は17.9%、3話16.1%、4話13.5%、5話13.2%と、視聴率は右肩下がりを続けている。

 昨年11月20日付の『日刊ゲンダイ』では、主人公の明智光秀を演じる長谷川博己(42)が沢尻の逮捕に激怒していると報じ、長谷川の所属事務所のコメントを掲載している。「作品に関わってきた人はみなさん同じ気持ちだと思いますが、非常に残念でがっかりしているのは事実です。現在は作品を届けたい一心でNHKさんとも協議を重ねている最中です」と、担当者はコメントしていた。

「俳優サイドがこうした記事にコメントを出すのは異例のことで、当時はドラマ関係者の間でも話題になりました。ただ、『麒麟がくる』に限らず、1月クールのドラマはどれも調子が悪いんです。ドラマ関係者の間ではその要因の一部が、沢尻と東出昌大にあるのではないかとささやかれているんです」(前出の芸能プロ関係者)

 女優の唐田えりか(22)と3年間にわたって不倫関係にあったことが発覚し、妻で女優の(33)と別居中であることが報じられた東出。

「東出は桐谷健太(40)とW主演で、現在放送中のドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)に出演しています。同ドラマの脚本を手掛けるのは『HERO』や『ガリレオ』(ともにフジテレビ系)などを担当した大物脚本家・福田靖さん。そのため放送前からその内容にも注目が集まっていました。ところが、2話目放送直前に東出の不倫報道が出て、ドラマの内容よりも東出の出演シーンがどうなるのか、といったことに注目が集まってしまったんです。

『麒麟がくる』も、沢尻の代役として起用された川口春奈(25)のシーンに注目が集まってしまいましたが、どちらのドラマもスキャンダルの印象のほうが強くなってしまっている。視聴者としても“東出の『ケイジとケンジ』どうなの?”、“沢尻がいない『麒麟がくる』どんな感じ?”といったような見方になってしまって、落ち着いてドラマの内容や演出を見るモードになっていないんです」(ドラマ関係者)

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