■人気タレントが次々と降板する中……

『バイキング』では、2018年4月に水曜レギュラーだった森泉(37)とアンガールズ山根良顕(43)、番組開始時から金曜MCを担当していた雨上がり決死隊が降板。同年9月には火曜レギュラーだった小籔千豊(46)が番組を降板している。

 小籔は降板後のAbemaTVの生放送で「(自分の発言に対し)坂上さんが明らかに嫌な顔をしているときがある。心が折れるときがある」と告白。『バイキング』に出演することが負担になっていたと明かした。

 さらに2019年3月には、サンドウィッチマンとタレントのYOU(55)が卒業するなど、レギュラーの降板が相次いだ。

「レギュラーとの不仲説もありましたが、坂上さんにハマらなかった人、いいコメントを言えなかった人は番組から切られると、一部ではささやかれています。現在も『バイキング』は好調ですが、“坂上体制”になった当初より、レギュラー出演者の数は減っています。それも坂上さんの意向が反映されている可能性は高いですね。

 ただ、その中で1人異質な出演者がいるんです。それが野々村真(55)さんです」(民放キー局ディレクター)

 30年以上にわたって続いた『笑っていいとも!』の後を引き継ぎ、2014年4月からスタートした『バイキング』。番組は当初、曜日ごとにMCが異なり、坂上は月曜MCを務めていた。

「2015年3月からは坂上さんが全曜日のMCを担当する“坂上体制”に変わりましたが、野々村さんはそれ以前の2014年4月の番組開始時から、坂上さんが担当する月曜レギュラーとして現在も出演し続けています。

 サンドウィッチマンなど、好感度ナンバーワン芸人らが降板する中、時事ネタを鋭く切るわけでもなく、専門分野についての深い知識があるわけでもない野々村さんが『バイキング』に居続けられるのは、野々村さんが坂上さんの盟友、親友だからだともっぱらなんです」(前出の民放キー局ディレクター)

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