東出昌大
東出昌大

 ドラマ『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)でW主演を務めた東出昌大(32)と桐谷健太(40)。2人には、実は共通点がある。

「桐谷さんも東出さんも、親を大切に思っているという共通点があります。

 桐谷さんについては、特に2010年9月の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でのエピソードが有名。彼が生い立ちやデビューについて語っていたのですが、黒柳徹子(86)さんも“もらい泣きするところだった”と語るほど、感動的な回でした。

 彼にとって初の映画だった『パッチギ!』の撮影前日、ガチガチに緊張した桐谷さんは、思わず母親に “うまくいくように祈ってくれ”、“昔の話でいいから、俺の話を聞かせてくれ”と、メールしたそうです。すると、母親からは、桐谷さんが保育園児のころ、残業で迎えに行くのが遅くなってしまい、小学1年生のお兄さんに代わってもらったときのエピソードが返ってきた。迎えに行くまで気が気ではなかったが、桐谷さんとお兄さんがお母さんに気づいて笑ったのを見て、これ以上の幸せはないと思った、という話でした」(芸能ライター)

 この話を語る途中で、桐谷は感極まり「オレとアニキがオカンのほう見てニコッと笑ってたのを見て、“私はあんたらがおったらいつまでも……”」と、話を続けることができなくなってしまった。そして桐谷は、「やっべ、話してください」と徹子に助け船を求めた。

「徹子さんがフォローしてどうにか番組は進行していましたが、目を真っ赤にして涙ぐむ桐谷さんの姿が、印象的な回でした。桐谷さんは、20代のころは毎年両親に旅行をプレゼントしていたことも明かしています。今年の3月12日にも『徹子の部屋』に出演していたのですが、その際は親が撮影してくれた旅先の桐谷さんの写真を取り上げて、盛り上がっていました」(前同)

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