■ファンから婚姻届が送られてきた
――その後、キューティーさんは美しさが話題となって、さまざまなメディアに登場したんですが、いきなり芸能人のようになって、何か変わりましたか?
キューティー なんか突然忙しくなった、って感じで。練習や若手の仕事ができなくなって「レスラー仲間が怒ってるかな?」くらいにしか思っていませんでした。
――当時はテレビや雑誌でも引っ張りだこでした。
キューティー あまり実感なかったですよ。地方に行ったりしたときに、おじいさんに声をかけられて「なんでこの人、私を知ってるんだろう」って思いましたからね(笑)。当時は、本当に忙しかったので、写真集の撮影などで海外に行けるときは「ゆっくりできていいな」って思っていました。
――熱狂的なファンも多かったですよね。
キューティー いきなりファンから婚姻届が送られてきたこともありましたよ。「家を知っているぞ!」なんて言ってくる人や、ファンレターに部屋の鍵を入れてきた人も……。
――それは怖い!
キューティー まあ、でも私は普通の芸能人やアイドルみたいな存在ではなかったので、しつこいファンには、バーっと言い返してました(笑)。あまりにもしつこいと「もう来るなよ!」みたいに。