■滝沢副社長の猛プッシュ

 2017年5月の『週刊女性Prime』では、ダンスレッスンの際、20~30人のJr.たちに対し、振付師から「お前らはもうデビューできないから」と切り出され、「“CDデビュー”という形態を今後は取らない」と“お達し”があったと報じている。

「こうしたメンバーの中にSnow Manもいたということですね。当時の社長だったジャニー喜多川氏も、現社長の藤島ジュリー景子氏もSnow Manをデビューさせようとは考えていなかったと聞こえてきています。しかし、滝沢秀明氏(37)が2018年いっぱいで芸能界を引退し、Jr.の育成やプロデュースを手がける『ジャニーズアイランド』の社長になり、さらに昨年9月にジャニーズ事務所本体の副社長に就任したことで、Snow Manをデビューさせるよう動いたというんです。

 というのも、Snow Manは滝沢氏自身が演出する舞台『滝沢歌舞伎』に長年にわたって出演し、彼を支えてきた。2月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でも報じられていますが、2009年から活動していたSnow Manを“売れない”と見ていたジャニー氏に、滝沢氏は“新メンバーを導入しては?”と提案するなど、デビューに向けて彼らを何度もプッシュしていたといいます。2019年1月にSnow Manには、ラウール(16)ら3人のメンバーが加入。6人から9人のグループになりました。

 さらに、俳優の京本政樹(61)の息子の京本大我(25)やジェシー(23)など、Jr.時代から人気が高かったメンバーを抱えるSixTONESと抱き合わせることで、Snow Manはデビューに至ったということです」(前出の芸能記者)

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