■宮迫と似て非なる木下
テレビは厳しいと思ったのか、YouTuberへの道を進もうとしている木下。彼と同じく不祥事がきっかけで、YouTuberに転向した芸人には雨上がり決死隊の宮迫博之(50)がいる。
「闇営業とパワハラ騒動と内容は異なりますが、大きなトラブルを抱えYouTubeを始めたということでは宮迫さんと木下さんは同じかもしれません。宮迫さんも、転向直後はかなり叩かれ、最初の謝罪動画は、2020年4月現在19万の低評価マークがついています。
しかし、宮迫さんはその後、さぼることなく必死で動画の更新を続けている。“毎日動画をアップし続けることがツラい”と語ったこともありましたが、そうした真摯な姿勢が徐々に評価され、今では“応援してる”、“なんやかんや嫌いじゃない”というコメントもけっこうあります。低評価数も、全体の1割ほどに落ち着いて、多くの視聴者からも受け入れられつつある。
一方、木下さんの場合は厳しそうですよね。パワハラだけじゃなく、さまざまな疑惑が噴出したのはイメージ的に最悪だし、加えて、宮迫さんと違うのは、自分の疑惑についてほとんど説明していないこと。“宮迫コースは無理”、“宮迫と違ってかばえない”と、視聴者から怒りのコメントが続出していますから。まずはしっかりと、ここに至るまでの経緯を説明する、それがファン、チャンネル登録者を増やしていくためには必要なことなのではないでしょうか。一見似てるように見えて、宮迫さんと木下さんの置かれている状況は、大きく違うと思います」(ITメディアライター)
YouTubeチャンネルとともに開設したブログに、「失った信用を取り戻していけるよう全力で取り組みたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します」と綴った木下。第2の芸能人生は、どのようなものになっていくのだろうか――。