４月２日、ＴＢＳは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ドラマやバラエティ番組のロケやスタジオ収録を４月４日から１９日まで見合わせると発表した。
４日放送予定だった『オールスター感謝祭２０２０春』の放送も延期され、堺雅人（４６）主演のドラマ『半沢直樹』、綾野剛（３８）と星野源（３９）主演の『ＭＩＵ４０４』、多部未華子（３１）主演の『私の家政夫ナギサさん』も放送が延期されることが明らかになった。
「ＴＢＳでは、新番組スタートがズレて空きが生じた番組枠には『下町ロケット』や『コウノドリ』の特別総集編や傑作選を放送することを決めました。また、『マツコの知らない世界』といったバラエティ番組も総集編を放送することになるといいます。ＴＢＳがこのような措置を取ったため、他のキー局もこの動きに追随することになるとささやかれています。テレビ朝日もまもなく、ロケや収録を見合わせるという話ですね」（制作会社関係者）
３月３１日、日本テレビは局内の「ロックダウン（＝建物の封鎖）」を決定。４月１日から東京・汐留の本社ビルへの入館を規制し、当面の間は番組制作や放送に直結する業務などを除き、局内への立ち入りができなくなった。
「ＮＨＫでも大河ドラマ『麒麟がくる』と連続テレビ小説『エール』の収録を休止すると発表しました。大河や朝ドラは出演者やスタッフ、関係者も多いですから、撮影現場でクラスター感染が発生してしまう恐れがありますからね」（前出の制作会社関係者）
４月１６日スタート予定だった木村拓哉（４７）主演ドラマ『ＢＧ～身辺警護人～』（テレビ朝日系）の現場では、木村がキャスト・関係者にマスク２０００枚を差し入れたという報道もある。
「しかし、４月３日にテレビ朝日は『ＢＧ』の放送延期を発表。キムタクがマスク２０００枚を配っても、撮影スケジュールの遅れはどうしようもなかったようですね」（テレビ誌記者）
