■ジャニーズ退所後”苦労組”も

 他にも、異色の“辞めジャニ”がいる。NHKの連続テレビ小説マッサン』や『あなたの番です』(日本テレビ系)、『相棒』(テレビ朝日系)などの人気ドラマを中心に活躍し、イケメン俳優としてブレイク目前の浅香航大(27)。

 浅香はかつてジャニーズ事務所に所属し、Jr.時代にHey!Say!JUMP有岡大貴(28)や、伊野尾慧(29)、中島裕翔(26)SnowMan深澤辰哉(27)らとユニットJ.J.Expressを結成していた。

「2007年にHey!Say!JUMPが結成されたことで、浅香が所属していたユニットは自然消滅。翌年に浅香は価値観の違いからジャニーズを退所しました。2015年に出演した『行列のできる相談所』(日本テレビ系)では、サボりやケンカといった中学時代の素行の悪さを明かしていましたが、ちょうどユニットが消滅した頃。なかなかデビューできず、ジャニーズでの活動が思い通りにならないことからストレスを感じていたのでは、とも言われています。

 しかし、浅香は退所後すぐにオーディションを受け始め、大手事務所に見事合格。約3年の下積みを経て、2011年に『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』(フジテレビ系)に出演し、民放ドラマデビューを果たしました。今年も続々とドラマや映画の出演が発表されていますが、ジャニーズを辞めたあとに、別な事務所でこれだけ成功することは、並大抵の努力でなしとげられることではない。浅香はまさに努力の人と言えます」(女性誌記者)

 ダンス&ボーカルグループ『ZERO』、『BLACK JACK』のメインボーカルとして活躍していた森本龍太郎(25)は、Hey!Say!JUMPの元メンバー。2007年にCDデビューするも、2011年に過去の未成年喫煙を『週刊女性』(主婦と生活社)に報じられ、無期限活動休止となった。

「森本は2014年の高校卒業と同時にジャニーズを退所したと言われています。その後2016年に、高校の同級生と音楽活動で芸能界復帰しました。2017年の『JUNON』(主婦と生活社)で騒動について聞かれると“(Hey!Say!JUMPに迷惑をかけたことで)死のうと思った”と苦しい思いを明かすも、“ファンの人は、芸能活動している自分を好きになってくれた。騒動後も待っていてくれるファンを喜ばせるには、同じ芸能活動しかない”と、音楽活動については前向きに語っていました。

 ところが、今年1月13日のラストライブをもってグループは解散し、森本は芸能界を引退。ブレイクはしなかったものの、地道に活動を続け台湾でも人気を広げていましたから、予想外のタイミングでした。その森本の弟は1月22日にデビューしたSixTONES(ストーンズ)の森本慎太郎(22)です。2人のデビューと引退がほぼ同時のタイミングですし、“弟に迷惑をかけたくなかったのでは?”との推測も出ています」(前出の女性誌記者) 

 独立後も、さまざまな思いをもって活動しているジャニーズ退所組。これからも応援していきたい!

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