■下ネタを制する者がバラエティを制す?

 アイドルグループ『BiS』、『BILLIE IDLE』に所属していたファーストサマーウイカ(29)も、「NGなし」キャラで大ブレイク中。BiSは過激すぎるパフォーマンスでアイドル界に賛否両論を呼んだグループで、アイドル時代、ウイカは過激な“脱ぎ”シーンに挑戦することが多かったという。

「MVの撮影で生まれたままの姿で富士の樹海を走ったり、ライブでは水着のまま観客にダイブすることもありました。2014年の『週刊プレイボーイ』(集英社)の袋とじでは、真っ裸で前身に墨汁を被り、魚拓ならぬ“人拓”グラビアを披露し、“本当にアイドルなの!?”と世間を騒然とさせました。ですが、本人は“楽しい!”とノリノリだったようです」(芸能記者)

 ソロでバラエティ番組に出演するようになってからは、下ネタはさらにエスカレートしている。

「昨年11月にゲスト出演した『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)出演時には、『鳥を目前にしてよつんばい状態で何かを乞うような表情を見せるサルの画像』に対して“お願い!先っぽだけ”とボケてスタジオは大爆笑。芸人ですらなかなか下ネタに挑戦しない中でのこの回答には、司会を務めるダウンタウン松本人志(56)も“バカか、こいつ”と笑いをこらえきれなかったようでした」(前出の芸能記者)

「3月30日深夜にスタートしたラジオ『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)』では、“呼吸するように下ネタを言ってしまうタチ”と自己紹介。序盤から下ネタ絶好調で、スタッフに卑猥なあだ名を付けようとしたり、好きなセクシー女優を告白したり、いやらしくシマチョウを食べる音を披露したりと、放送ギリギリのものもありました(笑)。まだはじまったばかりですが、“おもしろすぎる”“なぜか下品じゃない”と、ウイカのラジオには男女問わずすでに大勢のファンがついていますよ」(放送作家)


 “あざとかわいい”で世の男性を虜にしているフリーアナウンサーの田中みな実(33)。美容オタクの一面から女性からの支持も高くなり、各方面から支持を集めている。そんな田中も、2014年10月のフリー転身後、思うように出演数が伸びず下ネタを解禁したという。

「TBSの局アナ時代は、『サンデージャポン』での“ぶりっ子キャラ”で人気を集めましたが、フリーになってからはオファーも少なく、初レギュラー『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)も数字が伸びず苦戦していました。そこで吹っ切れたのでしょうか、同番組で『女子アナの清楚さ』が話題になると、“自動販売機でジュースを買ってかがんでいるところを雑誌に撮られてちょっと嬉しかった”とまんざらでもない様子で告白しました」(制作会社関係者)

 その後、想像を絶する大胆なカット満載の写真集も50万部を売り上げ、いまやトップスターとなったのはご存じの通りだ。

「2019年9月にゲスト出演した『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、下ネタソングを歌うお笑いコンビどぶろっくの”イチモツは大きさではない。愛さえあれば心は満たされる”というネタに共感し、“全ては愛なんですよ。大きさなんて関係なくて全ては愛なんです”と熱く語る一幕がありました。

 2019年8月には自身のラジオ『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ)で、“パートナーとは氷の口移しやさくらんぼの口移しをする”と色々なキス経験があることを告白。さらに恋人との理想のやり取りを“デザート今食べる?””ううん、今こっち(みな実を)食べてからにする“と妄想していました。ゲスト出演していた芸人の横澤夏子(29)も”下ネタばっかり“とドン引きで、田中は”私、欲求不満なのかも“と笑っていました。

 2020年3月の『ひるキュン!』(TOKYO MX)では“女性は常にそういう(エロい)目で見られたいとこ、ありますからね”と、今のセクシーキャラに満足げな発言もありましたね。ただ、田中は恋愛トークがオープンなだけに、下ネタトークもリアルに聞こえる。本人も楽しそうに話していますし、発言がどんどん過激になっている今、女性ファンからの反応がやや気になるところですね」(制作会社関係者)

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