■4月30日 図書館記念日 芦田愛菜

 1950年のこの日、図書館法が公布されたことにちなむ。読書好きを公言する芸能人は数多いが、ここではそんな中でも飛びっきりの“本の虫”であり、活字中毒を自認する人気女優を取り上げたい。

 芦田愛菜は2004年生まれの15歳。2010年に放映されたドラマ『Mother』(日テレ)で演じた虐待される少女役で、一躍“天才子役”として脚光を浴び、以降、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』出演、歌手デビュー作となった『マル・マル・モリ・モリ!』で日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーティスト受賞、映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビューなど、ブレイクのひと言に収まらない飛躍を見せている。

 女優として圧倒的な早熟さを見せる彼女だが、読書に目覚めたのも早く、4歳でひらがなを全てマスターし、幼稚園時代から1月に最高60冊、年間で平均して180冊もの本を読んだという才女だ。多忙を極める現在もその習慣は継続中で、「読むものがなければ調味料やペットボトルの裏の成分表を読む」という立派な活字中毒へと育っている。その膨大な読書歴の中から厳選された、おすすめの本を紹介する著書『まなの本棚』(小学館)も発売されているので、興味のある方はぜひご一読を!

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