■芸人がYouTuberにコンサルを受ける時代

 YouTuberを対象にした、コンサル事業は需要が大きい。詐欺まがいの商材も出回ってはいるが、実際にwin-winの関係を築いたYouTuberもいる。

「2017年、シバター(34)は“3か月100万円”という条件下で、替え歌YouTuber・ウタエルをコンサルしています。

 育成は成功し、ウタエルは登録者数34.3万人に達し、再生数は低くても20万前後の人気YouTuberの仲間入りを果たしました。収益計算サイト『ソーシャルブレード』で計算した結果、月収は約200万円です」(ITメディアライター)

 相次ぐ芸能人参戦について、人気YouTuberヒカル(28)も、“知り合いの有名な芸能人”から、コンサルしてもらえないか、と相談されている。

「4月29日の『とある有名芸能人からYouTubeコンサルしてほしいと言われました…』でヒカルは、芸能人はポテンシャルは高いが、YouTubeの環境に適応できていないと見解を示し、

“無償でコンサルまで行くかわからないが、アドバイスや相談があれば答える”“興味ある人には返事します”

 と、有名人限定で呼びかけています。コンサル料は取らないと言っていますが、ヒカルにとってもメリットは大きい。多くの有名人と“コラボ企画”が行えますからね」(前同)

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