■CM初放映でトレンド1位
亮と同じ“闇営業”騒動で謹慎していた雨上がり決死隊の宮迫博之(50)。まだ地上波番組への復帰はかなっていないが、“CM”での地上波復帰をはたした。
「宮迫が出演したのは、アパレルブランド・ロコンドのCMです。このCMは、宮迫とよくコラボ動画を撮っているYoutuberのヒカル(28)が、ロコンドの社長にCM出演を直談判。その後、自身のアパレルブランドとのコラボシューズの売上次第で出演できるとの約束をしました。結果、コラボシューズは2億円以上の売上を記録して、出演が決まりました」(同)
宮迫とヒカルが出演したCMは5月4日放送のバラエティ番組『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)の放送の間で初放映された。
「初めての放映に合わせて、2人はYoutubeでライブ配信を敢行。そこでヒカルは、視聴者に向けて“おかえりなさい宮迫さん”とのハッシュタグをつけてツイッターに投稿するよう呼びかけました。すると、このハッシュタグがツイッターのトレンドで1位を獲得。さらにカジサックことキングコングの梶原雄太(39)にも電話をかけるなど配信は大いに盛り上がりました」(WEB編集者)
ヒカルとのコラボで宮迫が得たのは、CM出演だけではないという。
「このCMの裏話をロコンドの田中祐輔社長が会社の公式チャンネルで明かしていますが、CMの内容について民放各社からダメ出しされ、修正をしたものの結局、テレビ東京しか放送してくれなかったそうです。地上波の民放局は、視聴者からの番組スポンサーへのクレームを避けたいので、CMであっても宮迫を出すことに対するリスクは感じているでしょうね。ただ、今回のことが地上波番組復帰への足掛かりになる可能性は十分あるでしょう」(前同)
コロナ禍でバラエティ番組が通常のように制作できない今、多くの芸人が仕事を失い、YouTubeに進出する中、宮迫は結果的に、芸人界の“先行者”となれた。
「今や、世間一般的にもひとつのメディアと認識されるようになったYouTubeで活躍することは、芸能人、芸人の評価となります。そしてその裏には、ヒカルの大きなサポートがありましたよね。
1月29日にYoutubeをスタートさせた宮迫ですが、チャンネル開設から2本目、デビューしてたった2日でヒカルとの初コラボ動画を投稿しました。ヒカルはクリーンなイメージをウリにするYoutuberではないので、宮迫がコラボしたら余計に地上波復帰が遠のくのでは、という声もありましたが、結果的にはCM出演にまでつながりました。チャンネル登録者数393万人のヒカルのYouTuberとしての実力、影響力は圧倒的で、宮迫の動画も彼とのコラボのものは物凄い数字を残します。
またヒカルは宮迫とのコラボ動画で、宮迫のことを遠慮なくいじったり、ゲーム動画に出演させるなどテレビでは考えられないコンテンツを作り出しました。ヒカルは個人で現在のポジションを確立し、ユーザーと直接つながっているので、芸能界でよく言われる“事務所間のパワーバランス”などもいっさい気にしないし、忖度なども必要ないのです。そんな彼だからこそ、新しい宮迫の新たな魅力を引き出せたのでしょうね」(同)