■”インテリの元子役”の代名詞となった芦田

 芦田は、2010年の『Mother』(日本テレビ系)で知名度を獲得したが、高校生となった現在でも、演技力だけでなくその知性でも知られている。2019年からは『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)で、天才少年や少女を相手に毎回トークを繰り広げる姿を思い出すも多いだろう。

「9歳当時は“薬剤師と女優の兼業”が夢だった芦田ですが、一時期テレビ出演が減ったことで“消えた”と報じられたこともありました。

 しかし、それは本格的に中学受験を見据えて猛勉強していたから。その努力が実り、2017年には複数の偏差値70以上の難関中学に合格し、超名門校への入学を果たしました」(専門誌記者)

 2017年の『スッキリ!』(日本テレビ系)では、将来の夢が“病理医”に変わったことを明かした芦田。“医者”ではなく、もっと具体的な“病理医”という目標に、MCの加藤浩次(51)も感心していた。

「年間100冊以上読む読書家としての一面もあり、2019年7月18日には、お気に入りの本について熱く語る『まなの本棚』(小学館)で書籍デビュー。同年11月9日には、15歳の若さで、天皇陛下の即位を祝う国の一大行事『国民祭典』第2部で祝辞を述べる大役を務めました。

 今年公開予定の映画『星の子』の主演も決定していて、30センチ以上髪をカットした姿が話題となりました。演技方面でもさらなる活躍が期待されていますよね」(前同)

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