■小泉は“にわか”感が少ない

 きゃりーが投稿した“相関図”は、専門家から多くの誤りが指摘されていて、“相関図”製作者は該当画像を削除したのち、謝罪文を投稿。16日に“弁護士に監修してもらった改訂版”を投稿している。

「きゃりーが叩かれてしまった理由の1つに、件の相関図が知識さえあればすぐにわかるレベルの間違いだらけだったことがあるんです。それに対し、小泉が引用した情報源は、基本的に専門家や公的機関の情報ばかり。12日には“私、更に勉強してみました。読んで、見て、考えた。その上で今日も呟かずにはいられない”15日には“国会中継見てます”と投稿したりと、“細かい部分も含めて、しっかりと政治を勉強しての発言”という印象を受けますよね。

 ファンのコメントでも、“kyon2は厚木の誇り”“ちゃんと勉強してるんだ”と、好印象なのが伝わります。もちろん反対意見も多く寄せられていますが、小泉は反論も否定もせず、どっしり構えている。自分の信念からの発言なら、ファンが何を言おうと曲げる必要はない、という信念の様なものを感じます」(専門誌記者)

 小泉は19日、改正案見送りについて、

「小さな石をたくさん投げたら山が少し動いた。が、浮き足立ってはいけない。冷静に誰が何を言い、どんな行動を取るのか見守りたい」

 とツイッターを更新。今後も政治に関心を向けていくことを改めて発信した。ファンからは、「しっかり見守りますよ」「あなたの投げた石はデカかった」「新聞もテレビも、そこから得られる情報に踊らされず、自分の判断手段にしたいと思います」と、多くのコメントが寄せられている。

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