■才能がないな…
そんな中村は、映画『水曜日が消えた』で、曜日ごとに7つの人格が入れ替わる青年という難しい役を演じている。撮影では、外見が水曜日でも「中身の人格は火曜日」などの繊細な演じ分けが要求され、同作の監督で脚本も手がけた吉野耕平氏と幾度も意見を交わし、演出や衣装変更の提案をしている様子も見られた。これについて中村は「あんま遠慮っていうのものがない、誰に対しても。物作りならなおさら」とコメント、デビュー作から仕事の場面で意見するスタイルは変わっていないと明かしていた。
中村は「才能がないな」と自己分析したうえ、「才能ってそんな大事じゃないみたい」「最初の一歩ぐらいなもんじゃないかな」と続け、あとは努力と向上心を持って続けられるかだと決意を語った。このドキュメンタリーに、視聴者は「才能ってそんなに大事じゃないって、それよりも向上心って、ちょっと心折れかかってたけど救われた気がする」「いろいろとこみ上げてぼろぼろ泣いてしまった」「これ倫也さんが全部詰まってる」「中村倫也の沼から抜け出せない」「最高の密着番組ですね」「中村倫也という人の魅力を改めて知ってしまった……」と大絶賛。映画の公開がますます楽しみ!