■靴底にウイルスが付着していた例も

 前出の週刊誌記者は言う。

「福原さんは現在、台湾で生活しています。台湾も家に入るときに靴を脱ぐ習慣はあります。ただ、台湾には日本のような、明確な玄関がないところが多いんです。こうした文化の違いもあって、福原さんが戸惑ってしまったのかもしれません。ただ、日本は玄関があるから安全安心とも言い切れないでしょう」

 武漢市に建設された臨時病院「火神山医院」のウイルス汚染状況を軍事医学科学院の研究チームが調べたところ、集中治療室(ICU)に出入りする医師や看護師らの靴底にウイルスが付着し、薬剤部などに拡散していたほか、ウイルスを含む微粒子が約4メートル飛散した可能性が示された、と4月19日に『時事ドットコム』などが報じている。

 こうした報道の影響もあるのか、福原の投稿のリプ欄には、「我が家は次亜塩素酸スプレーを頻繁に靴裏にふりかけてます」や「玄関に沸騰させた熱湯を流しています」とやり方はさまざまであるが、対策をしているという人もいた。

「先日、米疾病対策センター(CDC)が“医療従事者の靴底が新型コロナウイルスを運ぶかもしれない”というレポートを発表しました。しかし、一般人がどの程度気にすれば良いのかまではわかりません。また、むやみに対策をしても疲れるだけですし、実際のところどうすれば良いのか。気になるところですね」(前同)

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