■手洗いの徹底こそが近道?

 いったい、本当のところはどうなのか。本サイトは、5月18日厚生労働省の結核感染症課に取材を依頼。同日中に担当者から返答があった。まず、靴底の対策についてだが、

「最終的に手を通じてウイルスに感染してしまう可能性が高い。基本は手洗いであるというのを忘れないでほしい」

と、厚生労働省の担当者は語気を強めた。火神山医院の事例は知っているものの、あくまで「靴とウイルスの関係はあるかもしれません。ただ、今のところ、靴底にウイルスがついているのかわからない」という。

「靴と違って、手はドアノブを触るなど、さまざまなところに接触しているので、リスクが非常に高いです。また、一概には言えませんが、汚れた靴底に消毒液をかけても効果がない場合もあります。しかし、手洗いはしっかり正しく行えば、効果があります。リスクと効果の高さから見ても、手洗いのほうが重要です。

 それに靴底まで気にしだしたら、キリがないでしょう。あれもこれも、と気にしているうちに最も重要な手洗いがおろそかになってしまうのが一番良くない。ウイルスは色々な場所にいますが、最終的に手を介して感染するリスクが高い。新型コロナウイルスの感染予防で気になる話もあると思いますが、まずは基本中の基本、手洗いをしっかりしてほしいです」(前同)

 現在のところは、手洗いより重要な予防なし。靴底はそこまで気にする必要はなさそうだ。

あわせて読む:
・木村拓哉、話題の手洗い動画に総ツッコミ!厚労省の見解は…⁉
・嵐、ライブ消滅そのまま活動休止!?コロナ第2波「秋に猛威」!!
・ボビーは芸能界追放!?カジサック、伊勢谷ほか…DV疑惑過去の芸能人

  1. 1
  2. 2
  3. 3