■中居&国分ら人気司会者たちも

 ジャニーズ内での世代交代は、これまでも繰り返されてきた。

 2019年7月には、元SMAP中居正広(47)が担当するとされていた特番のMCの座を嵐の相葉雅紀(37)が奪った、と『東スポWeb』が報じた。

「相葉がMCに抜擢されたのは、19年8月に放送されたバラエティ特番『はじめまして!一番遠い親戚さん』(日本テレビ系)です。中居は『はじめまして〜』出演に向け、何度も日テレ側と打ち合わせを重ねており、番組のレギュラー化の話も出ていたようですから、中居の降板は関係者にとっても想定外のことだったでしょう」(前同)

 中居は、高視聴率を記録していた『ナカイの窓』(日本テレビ系)を2019年3月に打ち切られ、後継番組として5月にスタートした『新・日本男児と中居』は視聴率が上がらず、周囲に不満を漏らしていたという。そんな中居のために『ナカイの窓』制作陣が用意したのが、特番の『はじめまして~』だったといわれている。

「しかし、ジャニーズ事務所は、嵐の活動休止後、相葉をバラエティ番組のMCとして活躍させたいという意向を持っている、とささやかれています。そのため、『はじめまして〜』の中居の出演は白紙になったわけですが、このニュースを聞いた瞬間、中居は“まじかっ…”と呟き、天井を見たまましばらく動けなくなるほどショックを受けていたそうです」(前同)

 TOKIO国分太一(45)は2020年2月より東海テレビでのレギュラー番組『タイチサン!』をスタート。毎週日曜日のお昼の顔として活躍している。また、プレゼンターとしてはNEWS小山慶一郎(36)が出演しており、2人にとって初めて地方局レギュラーとなった。

「小山は2018年6月に未成年飲酒問題が週刊誌で報じられ、キャスターとして出演していた『news every.』(日本テレビ系)を同年8月に降板。一方の国分は、長年司会を担当した朝の情報番組『ビビット』(TBS系)が2019年9月に終了しています。2人ともキャスターとしては残念な結果になってしまいましたが、地方局へ進出することで、事務所の後輩への新たな道をつくっています」(前同)

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