■キムタク起用の理由は、“真実味がない”?

 ジブリ作品の中でも屈指のイケメンとして人気の高いハウルだが、その内面は実は弱気な青年。同映画でプロデューサーを務めた鈴木敏夫氏(71)と宮崎監督の間で、ハウルは「男のいい加減さを持ったやつ」というイメージがあったという。

「木村のほうから売り込みがあったそうですが、鈴木さんも宮崎駿監督も、木村についてほとんど知らなかった。そこで鈴木さんが娘に木村のイメージを聞いてみると、“いい男だよ” “いろんなこと言うんだけど、真実味がないんだよね” と答えたといいます。鈴木さんは、この返答で“これはいける!”と思ったと話しています。

  実際に木村のアフレコを聞いた時は、“声を出してもらうと、もう宮さん大喜びですよ。あっという間にセリフをこなしていって、宮さんの直しはほとんどなし”と振り返っています。宮崎駿監督はその時、ガッツポーズをしていたそうですよ」(配給会社関係者)

  ハウルの雰囲気と木村の美しく優しい声が見事にマッチし、映画のファンの間でも“イメージがぴったり”と高い評判を得た木村の声優ぶり。『ハウル』で共演した美輪明宏(85)も、木村の声を聞いて「キムタク最高!」「だって、あいつ、子持ちでしょ?少年が青年にうつるときのある種のセクシーさを出してる……なんで出せるの? あいつは」と大絶賛だったという。

 思わぬ形で、ふたたび大いに話題になった木村。「ロンバケで彼のことは知ってたし、Koki,やCocoもハイブランドのモデルだから知ってた。彼女たちが彼の娘だなんて…マジ?(訳)」といったツイートに代表されるように、あらためてキムタクファミリーが芸能一家だということが世界中に知れ渡ったことになる。今後、木村家に海外からのオファーが殺到するかも!? 

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