■竹内は『恋つづ』レベルの旋風を起こせるか?

 今年TBSの『恋はつづくよどこまでも』で一世を風靡した佐藤だが、竹内も負けていない。実は竹内と佐藤は、TBSのドラマを主戦場としているのだ。

「17年に『陸王』では、“陸上選手の茂木裕人”として、駅伝やマラソン大会で竹内は活躍しています。18年の『ブラックペアン』では、“研修医の世良雅志”を熱演。涙ながらに医者の使命を語るなど、ある意味で主人公ともいえる活躍を見せています。佐藤の『恋つづ』と同時期の20年1~3月に『テセウスの船』で主人公、田村心を演じていますね。こちらも、家族や父親のために運命を変えようと奮闘する姿が、非常に高評価でした」(前出の専門誌記者)

 一方の佐藤も、『恋つづ』だけでなく、13年の『とんび』、15年の『天皇の料理番』や、18年の『義母と娘のブルース』などなど、数多くのTBSドラマに出演している。『恋つづ』以外は、家族愛やヒューマンドラマで、いずれもその演技で人気となっている。

「16年の映画『青空エール』や17年の『過保護のカホコ』(日本テレビ系)のように、これまでも恋愛モノで主演を務めてきた竹内ですが、まだ『恋つづ』ほど爆発的な人気を誇る“ムズキュン”ドラマで大旋風は起こしていません。TBSの竹内主演の恋愛ドラマが始まった時こそ、いま以上に人気が爆発するでしょうね」(前同)

 竹内と佐藤はドラマでの共演歴はないが、『恋つづ』と『テセウス』の放送が同時期だったため、20年1月1日の『関口宏の東京フレンドパーク元日SP』に出演し、『ギボムス』や『病室で念仏を唱えないでください』のメンバーとともに『ドラマチーム』として共演している。

「竹内は初挑戦でしたが、佐藤は08年に出演して以来、これまで7回も『フレンドパーク』に出演している、”Mr.フレンドパーク”の異名を誇る大ベテラン。ゲーム開始早々、ジャンプして壁に張り付き得点を競う『ウォールクラッシュ』で”クリア確定ゾーン”にハイジャンプする驚異的な身体能力を魅せました。驚くべきことに、佐藤は過去4回も、同じような”クリア確定”を決めていて、今回の放送でもVTRが流れていました。恐るべき運動神経です。

 共演者たちにアトラクションについてアドバイスしたり、攻略法を教えたり、ドラマチームを完全に仕切っていて、もはやキャプテンでしたね。ほとんどのアトラクションでトリを飾っていて、何度もイケメンなドヤ顔が映りました(笑)」(前同)

 初挑戦の竹内も頑張っており、ラインを端まで切らずにつなげていく『ストッパー キューブリッジ 』では1回目は失敗したものの、2回目は見事成功。佐藤とハイタッチする貴重すぎるシーンが見られた。また、サッカーを模したゲーム『バナナシューター』では、かつてプロを目指していただけあり、10秒足らずで4連続ノーミスゴールを達成し、サクッとクリア。共演者たちから「カッコいい!」と絶賛された。

「最後のホンジャマカとの『エアホッケー対決』では、5-1でピンチの状態で竹内・佐藤コンビに交代。2人でパックをパスしたり、絶妙に立ち位置を変えたりしつつ、なんと6-8で逆転勝利しました。点を取るたびにハイタッチしたり拳を合わせたりしていましたが、クリアが決まると2人で抱き合って喜んでいました」(前同)

 そこまで最高にカッコイイ佐藤健だったが、最後の最後、ちょっとカッコ悪いところも……。

「出演者が希望する商品や、豪華地中海クルーズが当たるダーツ『ビッグチャレンジ』で、佐藤は最初と最後の2回、ダーツに挑戦したんですが、まさかの両方とも的に当たりすらしない大ハズレ(笑)。ちなみに、竹内は、残念賞のタワシ。エンディングで佐藤は”ダーツはノーチェックでした”と反省する姿を見せました。タワシが貰えただけ、竹内の勝ちかもしれません(笑)」(前同)

 仮面ライダー俳優としても、TBSドラマの常連としても高い人気を誇る2人。竹内が、佐藤に追いつくのは、そう遠くないかも!

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