■ファンへの思い、NEWSの未来

 手越は、ライブとテレビ出演では臨む意識を切り変えているという。

「手越は、NEWSのライブはファンのために行っているといいます。ただ、手越ソロの活動では違うようで、“ソロの活動のときはファンだけを意識してちゃいけないってことだよね。『イッテQ』のときはファンだけじゃなくてお茶の間のみんなが笑ってくれるようにしなきゃ”と2018年9月発売の『ポポロ』(麻布台出版社)で語っています」(女性誌ライター)

 チャラ男、というキャラクターが浸透していた手越だが、プロ意識の高さは折り紙付き。現在、芸能活動自粛、退所濃厚というところまで話は進んでしまったが、NEWSの未来についての構想も抱いていた。

「手越は4部作の最後である『STORY』の次について“もし来年またアルバムをリリースするとしたら、こんなことをやったら4部作の次のものとして納得してもらえるんじゃないかっていう構想は、なんとなく俺の頭の中にある”と2月26日発売の『週刊TVガイド』で話しています。

 また、NEWSがCDデビュー15周年を迎えた2018年にも“20年後に4人でNEWSの35周年ライブをやるときは、今のNEWSの歌をこのキーのまま頑張って歌いたいよね”や“(35周年を迎えたとき)こういう雑誌の撮影でも『もう笑顔はいいよ』とか『メンバー同士でくっついて撮るのはもういいよ』とか言わずに(笑)。心の底から仕事を楽しんでくれたらいいなと思うけどね”と2018年9月の『POTATO』(学研マーケティング)でも話しています。

 35周年の未来を話すときに歌の話が出てくるのは手越らしいと思います。メンバーの小山慶一郎(36)が、2019年末のカウントダウンコンサートでたくさんの後輩が“手越くん尊敬してます。歌教えてください”と声を掛けていたとのエピソードを2月26日発売の『週刊TVガイド』で披露しています。手越は歌唱力が高く、NEWSの歌の中心ともいえる存在です。その自覚をもって歌にこだわりをもっているからこそ、20年後のNEWSを語るときも歌の話が出てくるのでしょうね」(前同)

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