■トップクラスのご意見番タレントになれる?

 また、アンミカは「数字を持っている」という。

「たとえば『グッとラック!』(TBS系)は、2月から金曜コメンテーターにアンミカを起用しましたが、これは“視聴率回復を狙ってのことではないか”とする声があります。実際、『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)では、『アンミカ先生が教えるパリコレ学』を放送した19年1月7日は視聴率13.4%(関東地区/ビデオリサーチ社)を記録しています」(専門誌記者)

 それだけに世間からの反響も大きいという。

「アンミカは、インスタグラムではバツグンに人気を誇っていますが、テレビでの発言が直球すぎるためか、ツイッターではアンチがけっこう多い。社会問題になっていますが、“叩くために見ている”という人も、一定数いる印象を受けます。

 たとえば『バイキング』MCの坂上忍(53)は、『週刊SPA!』(扶桑社)の『2019年男が選ぶ「嫌いな男」TOP10』で3年連続1位を記録したり、同誌の『上司にしたくない男』『結婚したくない男』で2位を飾っていたりと、“芸能界屈指のアンチが多いタレント”として有名ですが、裏を返せば、それだけ注目している人がいる、ということですからね。本人には気の毒かもしれませんが……」(前同)

 和田アキ子(70)やハリセンボン近藤春菜(37)など、女性目線で話題に切り込めるご意見番タレントは需要が高い。近年、評価がうなぎ登りだったのは「国民の愛人」の異名を誇る橋本マナミ(35)だった。

「ちょうど今年の1~3月は東出昌大(32)の“3年ゲス不倫”や、小倉優子(36)の離婚危機、舞台俳優の喜多村緑郎(51)と鈴木杏樹(50)の不倫騒ぎと、立て続けに芸能界の不倫や離婚に関するスキャンダルがありましたよね。橋本はこれらの話題について、『バイキング』や『バラいろダンディ』(TOKYO MX)などワイドショーで、東出をバッサリ切ったり、小倉の離婚危機について夫婦両方の視点からコメントをしたりと、名コメンテーターぶりを発揮していたんです」(前同)

 たとえば、3月12日に小倉の離婚危機を『バラいろ~』で取り上げた際は、「家庭に入ってほしい夫と、仕事をしたい小倉さんの性格の不一致が一因では」という報道に対し、小倉視点からは「お仕事をしたいというのを、交際時に話し合っておくべきだった」、夫視点からは「子どもがいながらの仕事は、旦那さんからも引っかかるところがあったのでは」と、両方の視点から冷静なコメントをしている。

「東出ゲス不倫”報道が過熱していた1月29日の『バイキング』で坂上をはじめとした男性陣が東出をフォローしようとして、“(浮気批判の声が集まったを始めたのは)20代のときでしょ。若いもん。性欲が強いんだもん”としつつも、“(奥さんが浮気したら)許さないでしょ”と、女性蔑視な発言をして、多くの視聴者から批判の声が集まってしまいました。“女性視点”で語れるコメンテーターは、情報番組に求められているんですよ」(前同)

 アンミカは、ご意見番としての地位を確固たるものにするのか。今後の活躍に期待したい。

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