■宮迫や岡村には大御所からのフォロー

 6月10日、水曜レギュラーを務める文化放送『なな→きゅう』に出演した渡部と同じ事務所に所属するアンタッチャブル柴田英嗣(44)は、渡部の出演自粛騒動に言及。

 パーソナリティの上田まりえ(33)から「今朝、大きなニュースが」と振られると柴田は「僕も本当に今日の朝知った。ビックリで何がなんだか分からないので、あまりコメントもできない」「ひとつ言えるのは普段来ないマネージャーが来てる。事務所がちょっと大変なのかな、ということぐらいかも」とコメントした。

 お笑い関係者は話す。

雨上がり決死隊宮迫博之さん(50)やナインティナイン岡村隆史さん(49)が問題を起こした際は、同じ事務所の大先輩である明石家さんまさん(64)やダウンタウン松本人志さん(56)からイジってもらったりして、何かしら救いがあったんですよね。渡部さんと同じように不倫で、しかも2度も報じられた千原せいじさん(50)も、最初の不倫の際は、松本さんの『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、謝罪。松本さんには多少冷たくされながらも、最後は笑いに変えてもらっていましたからね。せいじさんは“(松本さんは)みんなのボス。ここ来たら全部許されるんちゃうん?”とまで言っていましたよね。

 ただ、渡部さんの事務所は売れっ子芸人は多いですが、さんまさんや松本さんほど、芸能界に影響力のある大御所がいないため、そういったフォローもない。相方の児嶋一哉さん(47)も、渡部さんを救えるような力はないですよね……。

 また、ここ最近の渡部さんは『ブランチ』や『Love music』などのMCを務めたりなど、芸人というよりは、“一流タレント化”していたことも関係してか、芸人の間でも評判はよくなかったんです。渡部さんの記事が載る『週刊文春』の発売日は6月11日ですが、その2日も前から、渡部さんの今回の不倫と醜聞が回ったのも、彼をよく思わない芸人が関係者に吹聴しまくったからだという話ですね」

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