■有吉「罪(渡部)を憎んで人を憎まず」
そんな中、唯一、渡部に救いの手を差し伸べてくれるかもしれない存在がいるという。前出のお笑い関係者は続ける。
「有吉弘行さん(46)ですよ。渡部さんと違う事務所ですし、有吉さんのほうが後輩ですが、日頃から渡部さんをめちゃくちゃに“口撃”しまくってますからね」
2019年4月放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、視聴者からの「“ツウ”な食べ方がカッコよくて憧れます。お2人は“自分はツウだなぁ”と思うことありますか?」というメールが寄せられ、有吉は「“これがツウなんだよ”と言ったらアウト。みんな心に渡部を飼ってる。なるべく出さないようにしないと」とコメント。
さらに「こいつ(渡部)はポン酢のことをバカにした時点でアウト。ポン酢業界で殺そうと思ってるから。こいつはポン酢を“古い”と言って」と熱を帯びてきて、「いつも言うけど、渡部さんは反面教師。メシを語るようになったら終わり」と渡部を批判。
有吉がパーソナリティを務めるラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)でも、過去に渡部について「もともとキレやすい人、もともとイヤな人だから」、「罪(渡部)を憎んで人を憎まず」とコメントしている。
「今考えると、これまでの有吉さんの渡部さんへの毒舌は、渡部さんの傲慢な部分を少しづつ世間に知らせ、本人に気づきを与えようとしていたのかも……というのは考えすぎでしょうか。
ただ、すでに有吉さんのツイッターには、フォロワーから“渡部さんに何があったんですか?”、“有吉さんが何を言うのか楽しみです”といったコメントが寄せられています。日曜日のラジオで有吉さんが渡部さんをボコボコに、それも世間が思っている以上に強く罵ることが、結果的に“芸人渡部”にとっての救いになるのではないでしょうか」(前同)
有吉が不倫発覚後の渡部に新たなあだ名をつけてくれるのが、一番の救いになるのかもしれない――。