■主人公の気持ちが痛いほど切ない
そして第1位は、『君の膵臓をたべたい』。
2017年に公開された浜辺美波と北村匠海ダブル主演の『君の膵臓をたべたい』は、重い膵臓の病を患い、死期が迫るヒロインの女子高生と、その闘病日記を偶然見つけた男子高校生の心の交流と、女子高生の死から12年後、教師になった現在の青年の姿を描いた映画。この作品には、「近い将来、死ぬことが分かっている女子高生が、ひたむきに生きようとする姿が泣ける」(35歳/男性/会社経営・役員)、「なぜこのタイトルなのかが分かる場面で、男の子の気持ちが痛いほど伝わってくる」(29歳/女性/学生・フリーター)、「主人公と性格が重なるところがあり、ヒロインと主人公の2人の関係を見ていて感動した」(20歳/男性)、「最後病気で死ぬのかと思ったら……そこに悲しさを感じた」(33歳/男性)、「最後のシーンがやばかった」(15歳/女性/学生・フリーター)など、登場人物に感情移入して泣いたという人が続出した。
ちなみに、次点の第4位には、2014年公開の『アナと雪の女王』と1995年公開の『レオン』の2作品が同率でランクイン。今回は、生きることについて深く考えさせられる作品がトップ3に選ばれた。
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
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