■坂上は司会者であり総合演出

 2019年7月以降、『バイキング』では雨上がり決死隊宮迫博之(50)とロンドンブーツ1号2号田村亮(48)を中心としたお笑い芸人の闇営業問題を連日取り上げ、視聴率が上昇したという。

「今のアンジャッシュ渡部建(47)の“多目的トイレ不倫”もそうですが、騒動の当事者と近い、おぎやはぎ、ブラックマヨネーズ、フットボールアワーなどの芸人や芸能人が同業者のことを語るのは、『バイキング』の強みであり、売りですよね。そのため、芸能ネタになると『バイキング』は強いと業界でも知られています。

 坂上さんは、視聴者が見たいネタをギリギリまで精査してGOを出し、最新の情報を出演する芸能人にぶつけて語らせるから、おもしろい番組になる。彼は司会者にとどまらず、番組構成も決めていく総合演出的な役割も担っているんです。たしかに、ギリギリまで引っ張ったりすることが長時間労働につながったり、スタッフへのパワハラに見えたりするのでしょう。ただ、ギリギリまでいい番組にしようと頑張っているから今の『バイキング』がある。スタッフに怒鳴るのも、正しい情報を伝えるため、また番組を面白くするためにしているのは間違いない。

 国民的番組『いいとも』終了後、すぐに終わると見られた『バイキング』がここまでの人気番組になったのは、坂上さんの尽力があったから。それだけは100%その通りでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 その功労者をはたして切れるのか……『バイキング』の今後の展開から目が離せない。

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