■高すぎるハードルのワケ

 6月11日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、カジサックことキングコング梶原雄太(39)が出演。カジサックは自身の収入について「むちゃくちゃ稼いでます。『はねるのトびら』(フジテレビ系)をやっているときが絶頂やったと思うんですけど、その頃と比べても多分10倍くらいにはなっている」と語ったが、これに松本が「はねすぎやろお前!」と反応した。

「松本さんは、これまで『ダウンタウンのごっつええ感じ』などでコント、『一人ごっつ』で単独のお笑い番組、『IPPONグランプリ』(いずれもフジテレビ系)で大喜利、ラジオ番組『放送室』(TOKYO FM)での放送作家の高須光聖氏(56)とのトーク、さらに『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』(Amazonプライム・ビデオ)でお笑いの競技化、という実験的な試みをネット配信するなど、さまざまな挑戦をしてきました。

 そのため、いざYouTubeを始めるといっても、何をしていいのか、という話になると。今や多数の芸人がやっているYouTubeを、これから松本さんがやり始めるにあたってのハードルは、とてつもなく高いということですよね。

“松本人志がYouTubeを始める”ということは、たしかにとんでもないインパクトで、日本中のお笑い好きが、“松本が新たなメディアでどんな新しい笑いをやってくれるんだ!?”となってしまうでしょう。やはり、松本さんがこれまでやってこなかったこと、または斬新なアイデアがないとゴーできないのでは、と伝わってきています。松本さんはこれまでもいろいろなことをやってきているので、仕事関係者が集まっても真新しい企画は簡単には出てこないでしょうし、そのクオリティが高くないと本人も納得できないのではと思われます。当然、松本さんがYouTubeで大金を稼ぎたい、なんて思いもないでしょう。ですので、実現までのハードルは極めて高そうだ、と言われているんです」(前出のお笑い関係者)

 一方で、松本に比べるとYouTube進出の可能性が高いとささやかれるのが、お笑い界の大御所・明石家さんま(64)だというのだ。

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