■棚からぼたもち!

 児嶋は7月3日に無事、YouTubeを開始し、「児嶋です、あの件について話します。。」という動画を投稿。当初は6月2週目に開設予定だったが、「この騒ぎに乗じて、YouTubeやってるって思われる」「コジ(児嶋)のキャラ的にも得しない」といったアドバイスがあって、スタート日が遅れたと説明した。

「6月12日の『GOLD RUSH』では涙を流しながら、渡部の問題を謝罪し、多くの同情を買い、それ以降、児嶋には、“児嶋さんがんばれー!!!!”など多くの声援が寄せられていました。

 YouTubeの動画でも語られていましたが、明石家さんま(65)や土田晃之(47)ら芸人仲間からの励ましも集まっているといいます。ただ、児嶋は6月30日に単独MCで放送が再開した『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で、さんまから“白黒アンジャッシュ、いつでも行くで”と申し出あったと明かした一方で“簡単に呼べない。頼りにしちゃダメ”とコメント。甘えるだけではダメ、という真摯な対応も好感度を上げたのではないでしょうか。今回の騒動で、児嶋の優しく実直な人柄が浮き彫りになって、好感度は間違いなく上がったでしょう」(前出の芸能記者)

 渡部騒動で上がったのは児嶋だけではない。1月23日発売の『週刊文春』で報じられた、東出昌大(32)と唐田えりか(22)の3年間に及ぶ不倫スキャンダル。東出は、3月17日に囲み取材に応じて、騒動を自らの口で謝罪したものの、バッシングの火は消えなかった。しかし、渡部の騒動後、風向きが変わってきたという。

「東出は、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に主要キャストとして出演しているのですが、不倫の影響で宣伝活動に参加するのは、無理だろうとの話もあったんです。しかし、6月12日に、情報番組『めざましテレビ』に、6月15日には『ノンストップ!』(いずれもフジテレビ系)に、共演の長澤まさみ(33)と小日向文世(66)とともに出演。視聴者を驚かせたのですが、渡部の騒動があってから、ネット上でも東出に対して寛大なコメントも多く寄せられています。“東出は影が薄れてラッキー”などの声があり、渡部の報道のせいで世間からの注目が薄れ、芸能活動がしやすくなったともいえるのでしょう。棚からぼたもちでしたが、東出も渡部のおかげで得をした1人でしょうね」(前同)

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