■国内ロケで番組を続けるも……

 7月5日の『イッテQ』では、ガンバレルーヤが横浜・八景島シーパラダイスでイルカショーに挑戦したほか、「温泉同好会 in 東京」という企画が放送された。

 ガンバレルーヤのよしこ(29)とまひる(26)は、イルカショーのパフォーマンスの一環として高さ3メートルの飛び込み台から水面に落ちる練習などに取り組んだ。ケガを防止するため、足から入水するように指示を受けたのだが、よしこはうつぶせの姿勢で入水。頭や腹を激しく打ちつけてしまったのだ。

 よしこはこの飛び込みで恐怖心が芽生えてしまい「もうやれません」と泣き出してしまい、ロケは中断。そこに椿鬼奴(48)が登場し、ガンバレルーヤをサポートするというシーンが放送された。

 これにネットでは「よしこのヤラセ感すごいわ」「何を泣いてるんだ。さっき一度飛び込んだじゃないか。絶対演技だ」といった声が上がってしまった。

「現在は日本国内でのロケがメインとなっていますが、番組タイトルに“世界の果てまで”と入っているように、世界各国でレギュラーメンバーが体を張る、というのが『イッテQ』の醍醐味であり、メインコンテンツです。ところが、しばらくは海外ロケを行うのは厳しい状況にありますよね。

 海外だと、ロケの場所だけでも見たことがない目新しさがあるんですが、先日の放送も国内でのロケ。国内だと“ああ、あそこね”といった具合の反応で、視聴者を惹きつけることが難しい。

 実際によしこの一件が、演出なのかどうかは定かではありませんが、目新しさがないため、演出でなんとか見どころを作ったという構成だったのかもしれませんね」(前出の民放キー局ディレクター)

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