■猛反対された衝撃のグループ名

 ポスト櫻井の可能性もあるという浮所は、美 少年として「嵐さんみたいに全員が輝いていて、1人1人がスターであるようなグループ」を目指していると、2019年5月10日付の『女性自身』で語っている。

「ジャニー氏は、美 少年を嵐のような国民的アイドルを超えて、世界で活躍できるグループとして構想していたといいますね。美 少年は、2019年に米・ロサンゼルスで開催されたイベントに参加。ジャニー氏の故郷であるアメリカでの武者修行は、これまでにも少年隊KAT-TUNらも経験してはいますが、ジャニー氏は本気で海外進出を目論んで美 少年を派遣していたのかもしれません。

 また、メンバーの佐藤龍我(17)は“世界ツアーもやってみたいね”とイベントで発言したほか、浮所も英語を勉強しているといいますし、本人たちもやる気のようです」(前出の女性誌記者)

 美 少年は、現在のグループ名に落ち着くまでに東京B少年、Sexy美少年という名前を経ている。

「実は、美 少年になる前にジャニー氏は、ビートルズザ・ローリング・ストーンズのような世界的なバンドを連想するような、別のグループ名を考えていたといいます。その名もなんと、“SEX美少年”。誰もが知るバンド、セックス・ピストルズを思わせるのは確かですが、あまりにも過激なグループ名ですから、“誤解を生んでしまう”と周囲に猛反対されて、ジャニーさんも諦めてしまったそうです。

 ジャニー氏としては、ふざけて名付けたのではなく、最初からグループのブランドや世界観を作り上げてワールドワイドに勝負したいという意図があったのではないでしょうか。そのために、多少過激でもわかりやすく、インパクトのある名前にしたかったのではと。日本でデビューさせて、その活躍を見てから世界進出させるのではなく、結成してすぐに欧米などの世界を射程に入れることを考えていたのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 ジャニー氏の忘れ形見である美 少年。頭角を現しつつある浮所を中心に、世界進出という壮大な計画を受け継ぎ、実現できるか。

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