■超多忙でもギャラは…

 前出の民放キー局ディレクターは続ける。

「千鳥はMC以外にも、ロケが上手いとの評判でもっぱらです。東京進出前は“ロケの王者”と言われるほどで、東京進出後に放送していた『NEO決戦バラエティ キングちゃん』のロケ企画もカルト的な人気を博していました。1月1日に同番組のスタッフで『新春!千鳥ちゃん ~酔いどれお笑い王&毒出しタクシー~』(いずれもテレビ東京系)を放送しましたし、人気の根強さがうかがえます。

 ロケでもスタジオ収録の番組でも抜群の対応力を見せるそんな千鳥とノブさんですが、実はギャラが安い。今後は上がっていくのでしょうが、現段階では極めて格安だと言えます。ひょっとしたら、それが仕事が集中している一番の理由かも。大物クラスの5分の1程度のギャラで、ダウンタウンさんが1本200万円だとしたら、彼らは40~50万円。

“クセがすごい!”のツッコミでおなじみの千鳥とノブさんですが、芸人としては、クセがすごくない、なんでもできるオールマイティーで、かつコスパ最強の超優良物件と言えるでしょうね」

 千鳥とノブの快進撃はまだまだ続きそうだ。

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