■嵐よりもお笑い第7世代

 2019年1月27日に嵐が活動休止を発表した際には、嵐が出演する番組は“活動休止バブル”とばかりに、軒並み視聴率を上げた。

「最近はそのバブルも落ち着きを見せていています。嵐のファンは30~40代が中心です。一方、EXIT霜降り明星ミキなどのお笑い第7世代のファンは子どもから10~20代の若年層。テレビ局がほしいのは広告出稿が見込める若年層の視聴率です。

 実際、第7世代が多数出演する『THE突破ファイル』(日本テレビ系)と、『VS嵐』(フジテレビ系)ですと、個人視聴率では『突破ファイル』のほうがいいんです。今やテレビ関係者の間では、嵐よりも第7世代のほうが数字を持っているという認識になりつつあります。

 テレビ局も新型コロナウイルスの影響で広告収入が激減し、まったく余裕がありませんから、ジャニーズ事務所に忖度している場合でもありません。今後は単純に、人気があり、視聴率が見込めるタレントを使っていくという方針がより強化されるのではないでしょうか。ジャニーズだから、そういって優先されるということは、テレビ界ではもう終わったと言えるでしょうね」(キー局プロデューサー)

『未満警察』はまだ始まったばかり。中島&平野の活躍で、ジャニーズ帝国を再建してほしいものだが――。

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