■感情を大切にする2人

「思いつく(創作活動)っていうのは嫌なことを平気で“大丈夫”と思ってやってしまったり、好きでもない人とキスしたり。そういうことが“気持ち悪い”って思えない身体にしていると、やっぱり生めなくなっちゃうような気がして。で、私は“いやだ!”って思い切り感情を出しちゃう」(桃井)

「怒りとか、納得いってないことをなかったことにしちゃうと、役者として自分が死ぬなってすごく思った時があって。自分の才能が無くなることはしたくないって、すごく思ってます」(のん)

 と、互いに「怒りの感情」についての大切さを語っていた。

「のんは19年6月6日の『BUSINESS INSIDER』のインタビューでも、歌や絵といった創作活動について“根底は「怒り」がある”“(喜哀楽に比べて)怒るという感情だけが「のけもの」みたいになっていると思うんです”と、自身の価値観を明かしています。

 同年10月の『オリコンニュース』インタビューでも“一番お気に入りの感情”と何度も言及していて、本当に創作の根底にしているようですね」(女性誌記者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4