■毒舌だけど人情がある

 第2位は、梅沢富美男

 大衆演劇の座長、俳優、歌手、タレント、コメンテーターと幅広い顔を持つ梅沢。女形の美しさが話題となり「下町の玉三郎」と呼ばれ、82年には『夢芝居』が大ヒット。2000年以降はバラエティ番組やワイドナショーのコメンテーターとしての出演が急増したため、若い世代にとってはご意見番というイメージが強いようだ。

 梅沢には、「歯切れが良く迷いがない」(48歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「正直にズバズバ言う」(58歳/男性/金融関係)、「バシッと物事を発言するところ.持論があってブレない」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)、「若い人の意見もよく聞いているし、少しユーモアがあって良い」(20歳/女性/学生・フリーター)、「厳しいし、乱暴そうなイメージだけど人間臭い。人情があると思う」(28歳/男性/営業・販売)、「ズバズバいう反面、かわいらしくお茶目な面も持っているところ」(48歳/女性/主婦)、「他と違って自分の欠点を客観視している」(56歳/男性/営業・販売)など、忖度しない発言と人柄が高評価だった。

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