■マネジメント料20%が大きな痛手

 木下は、2月1日に投稿した動画『【ご報告】UUUM辞めました【木下ゆうか】』で、退所を報告し、「もちろんですね、揉めたりとか、そういうわけはないです」とコメント。関根は、4月3日に公開した『【ご報告】実はUUUM退所しまして。』という動画で、「自分のYouTube人生の中でのそういう時期っていう感じ」と何か退所の理由があったわけではないと話している。

「今年に入って、木下と関根だけではなく、エミリンこと大松絵美(26)、JULIA(ジュリア)とCODY(コーディ)のカップルYouTuber・JULIDY(ジュリディ)らUUUMを去るクリエイターが続出しています。それぞれ退所の際には報告動画を投稿しているのですが、円満退所を強調するなど、不満を表に出していなかったんです。

 しかし、堀江氏の口からとはいえ、木下や関根が不満が明らかになり、以前から言われていたマネジメント料の問題がはっきりしたのではないでしょうか」(前出のWEB編集者)

 元UUUM所属のYouTuber・おのだまーしーは6月1日、『【UUUM脱退】UUUMを辞める本当の裏の理由【マリリン・エミリン・ジュリディ・ほしのこch】』と題した動画を投稿。クリエイターの大量退所について「UUUMのサービスが悪いとか、ブラックとか、マネジメントが悪いとか、そういうのは一切ない」と前置きし、「UUUMから取られるマネジメント料の20%が、クリエイターにとって大きな痛手なんですよね」と指摘している。

「UUUMに所属することで、ヒカキン(30)やはじめしゃちょー(27)といった超大物YouTuberの動画へのエキストラ参加や事務所のブランドが利用できるという、知名度があまり高くないクリエイターにとっては、メリットがあるといいます。しかし、ある程度成功すれば自身で仕事を取ってこれますし、マネジメント料を支払うというデメリットのほうが大きくなる、と言われていたんです」(前同)

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