■特別に与えられたポジション
昨年9月に元関ジャニ∞の錦戸亮(35)、今年3月には元SMAPの中居正広(47)、6月には手越、そして来年3月には長瀬と、ジャニーズ事務所からの退所者が相次いでいる。
「決して、滝沢氏が悪いわけではなく、ジャニー氏があまりにも偉大で、やはり彼こそがジャニーズだったということです。ジャニー氏と深い信頼関係があったことから、現在のポジションを与えられた感のある滝沢氏の力では、新体制に不満を持つ退所者を引き止めることはできないというのが現状のようです。
そのため、滝沢氏はSnow ManやSixTONESなど、ジャニーズJr.時代から育成やプロデュースを手掛けている新人を売り出していかないと、事務所内での立場を確立できない。彼らには滝沢氏の威光が働きますからね。滝沢氏自身もそれを分かっていて、Snow ManやSixTONES、さらに美 少年、HiHi JetsといったジャニーズJr.ユニットの売り出しに躍起になっているのではないでしょうか。
滝沢氏より上の先輩タレントは、もちろん彼の頑張りを認めているものの、自分たちの上に立つもの、自分が所属する組織の長としては認めらない、という思いがあるといいます。
TOKIOの3人の“タッキーは副社長か!”という言葉が、まさにそれを象徴するものだったと言われていますね」(前出の芸能プロ関係者)
滝沢副社長は、芸能界トップの大手芸能プロダクション幹部として今後、威光を示すことはできるのだろうか?