■大河出演への条件がそろった!?
それにしても、今回の『両国花錦闘士』のビジュアルはあまりに強烈。現在、売れっ子の地位を固めつつあるだけに、ほかの仕事に、変な影響が出ることはないのか。
「いやいや、鈴木亮平(37)のことを思い出してください。13年に『HK 変態仮面』で、下着をかぶって網タイツを穿き、大事な部分以外ほぼ丸出しというとんでもない姿で主役を熱演。ムキムキの肉体美で素直にカッコよかったんですが、19年11月の『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日)では、当時マネジャーに“しばらくNHKさんとコマーシャルは諦めましょう”と言われたそうです。まあ、あの姿ではしかたないかもしれません(笑)」(映画ライター)
ところが、鈴木の活躍は予想を裏切りつづける。14年の『花子とアン』でまずNHK朝ドラにデビュー。オーディションでは開口一番、スタッフから「(変態仮面)見ましたよ」と言われ、裏では名前ではなく「変態仮面」とスタッフに呼ばれていたと『居酒屋なつみ』で鈴木は明かしていた。
その後、18年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で主演を務め、人気俳優の座を不動のものとした。朝ドラのオーディションで話題になっていたことを考えると、むしろインパクトがあってよかったのかもしれない。
「実は『変態仮面』は『今日から俺は』と同じ福田雄一監督の作品。そして、伊藤は今年上半期の朝ドラ『スカーレット』に主人公(戸田恵梨香)の息子役で、中盤からレギュラー出演していました。
順序に違いはありますが、“福田作品”“裸”“朝ドラ”のコンボが揃っている。これは、大河ドラマが決まったも同然ではないでしょうか」(前同)
伊藤の活躍と肉体美に、これからも目が離せないーー。