吉沢亮『半沢直樹』から大河『青天を衝け』でオジさん完全制覇への画像
吉沢亮

 TBSの日曜劇場『半沢直樹』の快進撃が止まらない。8月2日放送の第3話の視聴率は23.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)と驚異的な数字をマークし、3話連続で視聴率22%オーバーとなった。第3話ではドラマ第1シーズンからの半沢直樹(堺雅人/46)のライバル、金融庁の黒崎(片岡愛之助/48)が登場し話題となったが、今、大注目のあの俳優の出演も盛り上がった。まずはその第3話を振り返ってみよう。

 大手IT企業、電脳雑伎集団による買収劇で窮地に追い詰められたスパイラルの社長、瀬名(尾上松也/35)に近づいた半沢は、スパイラルを裏切ろうとした郷田(戸次重幸/46)の会社、フォックスの買収に動く。そんな中、情報漏洩の疑いで半沢が務める東京セントラル証券は抜き打ち監査を受けることに。半沢と対峙したのは、半沢が東京中央銀行時代に何度も衝突していた金融庁の統括検査官、黒崎。このピンチをスパイラルのプログラマー、高坂(吉沢亮/26)がハッキングにより阻止し、一度は事なきを得たように見られたが……という展開だった。

 半沢VS黒崎の対決もあり、第3話にしてかなり勢いがついた印象の『半沢直樹』。視聴率アップもなるほど納得だが、この第3話でもっとも輝きを放ったのは、久々のオネエ演技が熱かった片岡ではなく、スパイラルの天才プログラマー、高坂を演じた吉沢亮ではないだろうか。

 高坂は2020年の正月特番として放送されたスピンオフドラマ『狙われた半沢直樹のパスワード』の主人公で、第3話予告編に、高坂が登場しただけで大きな話題になっていた。ツイッターには「高坂くんと浜村さん、めっちゃ推せる」と、このスピンオフドラマでイイ関係になっていた東京セントラル証券の浜村(今田美桜/23)とのカップルを応援する声も多数あがっていた。高坂は池井戸潤の原作にはいないオリジナルキャラだけに、今後もサプライズ登場をする可能性はある。

 それにしても、たった10分程度の出演で話題になるとは、さすが国宝級イケメンといわれる吉沢亮だ。彼は18年の映画『ママレードボーイ』などで、クールなイケメン役を多数演じ、女性ファンを獲得してきた。しかし今回の『半沢直樹』では、男性ウケも良かった。

  1. 1
  2. 2