■1分足らずでトレンド入りを果たすガッキー

「福田作品はキャラのビジュアルと俳優名を強調したオープニングが流れるんですが、ドラマはキャスト紹介の際、大御所やベテラン俳優を最後に持ってくるのが決まり。

 今回の『親バカ』ではガッキーがそのポジションで、ガッキーの笑顔と“新垣結衣”という文字がデカデカと紹介されてトリを飾っていました」(専門誌記者)

 第1話で新垣は、色っぽい浴衣姿を披露。一緒に花火を見ていたムロがうっかり手に触れてしまい、「わざとじゃない」と必死に言い訳するも、手を握り返し「わざとがよかったな」と話す、まさに“ガッキー”を最大限に生かした回想シーンが流れた。「色っぽい!」「ムロさんがうらやましい!」という声にあふれ、案の定というべきか、“ガッキー”はトレンド入りを果たした。

「恐ろしいことに、ガッキーの出番は1分もなかった。にもかかわらず、トレンド入りです。放送終了後、動画配信サイトHuluで配信される未公開シーン集として、ガッキーがムロに“黙ってドキドキしてて?”と話す場面があり、制作側は視聴者のニーズを完全に把握していますね(笑)。“解約3ヶ月延長しようと思います”“ガッキー見たさにHulu入ります”という声も放送後確認できました。『親バカ』放送中は、Hulu加入者が激増するかもしれませんね」(前同)

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