■イノッチにも詳細な助言

 中居の神対応に心奪われたのは増田だけではない。

 8月3日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演したV6井ノ原快彦(44)は、2015年12月31日放送の『第66回NHK紅白歌合戦』で白組司会を務めたときのエピソードを明かした。

「当時39歳で初の紅白司会を務めた井ノ原ですが、大御所歌手も出演する中、相当なプレッシャーを感じていたといいます。そうした中で、25歳で紅白司会を務めた中居から話を聞きたかったそうですが、本番数日前のクリスマスにアパレル店で偶然、中居と遭遇。井ノ原は後ろから脅かしてみようと声をかけたのですが、中居はまったく動じず、それどころか“お前さ、言っておきたいことがあるんだよ”と切り出し“本番は絶対に台本を全部覚えておいた方がいいぜ”とアドバイス。

 中居は、本番当日にも井ノ原を気にかけて、“お前もうちょっとさ、バラードのとき余韻出した方がいいんじゃない”“あとちょっとだよ、最高だよ!”と声をかけてくれたといいます。プレッシャーのかかる中、中居から声をかけてもらったことに井ノ原は“凄くやる気が出て、凄く支えてもらった”と感謝を口にしていました」(芸能記者)

 3月21日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演したKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔(33)は増田、井ノ原も受けた中居の的確なアドバイスについて語った。

「藤ヶ谷も中居から、“オンエア見たけど、あれラリー少なすぎる”と細かいアドバイスをもらったそうですが、こうした助言の裏には“中居さんって僕らの番組をほとんど見てくださってる”と、徹底したリサーチがあると指摘しています」(前同)

 また、中居は、ジャニーズ以外の芸人やタレントに対しても助言や励ましを行っている。お笑いコンビ・デニスの植野行雄(39)は、所属事務所のYouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、中居と共演したバラエティ番組の収録でトークに入り込めなかった経験を告白。

「収録の休憩中にトイレで中居と遭遇し、“今日ちょっとすみません”と植野は謝罪したといいます。しかし、中居は“いいよ!お前がいてくれるだけで場が明るくならから!”と励ました上に、収録の再開後、植野にトークを振ってくれたというんです」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3