■城田優の「涙の熱唱」への対応に絶賛の声
芸能記者は続ける。
「今年３月まで放送されていたバラエティ番組『中居くん決めて！』（ＴＢＳ系）には、無名なタレントや一般人から助言を求められるときもあったのですが、中居は適当にあしらうことなく、真摯に向き合っていました。
２０１８年１２月２４日の放送回で、売れない芸人からのプロポーズを受けるべきかとの悩み相談に、“この人とだったら不幸になってもいいって思うぐらいの人と一緒になった方がいい”とコメント。この回答は当時話題になっていましたが、番組での中居の金言は、視聴者にとっても、タメになることが多かったといいますね」
中居のやさしさは、本業のＭＣからも溢れ出ている。
「７月１８日の『音楽の日２０２０』で、放送当日に親友の三浦春馬さん（享年３０）の突然の死と向き合うことになった城田優（３４）の、涙の熱唱に中居は、“いろんな思いの中、いろんなやっぱり思いがね、この歌に込もっていますよね”と淡々とコメントするのみ。あえて無機質な司会に徹したことに、“城田の気持ちに寄り添ったものだ”など多くの称賛を集めましたが、これも中居の相手を真剣に思う姿勢が生んだものではないでしょうか」（前同）
３月にジャニーズ事務所を退所、個人事務所を立ち上げた中居だが、ジャニーズとの関係は良好で、変わらずジャニーズタレントとの共演を果たしている。
「中居は、所属していたジャニーズ事務所の後輩、出て行った人、そして仕事でかかわるジャニーズ事務所以外の人にも、数多くの助言を送っています。分け隔てなく自分が分かることは伝える、そうした人間力の大きさが、各所からの厚い人望に繋がっているのでしょうね」（前出の女性誌記者）
最強のＭＣであり、最強のアドバイザーの中居正広。これからもテレビ界は彼の時代が続きそうだ。
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