■セルフメディケーション制度の活用を
そして、出費を抑えるためには、「節税」も大事な項目。少々難しそうだが、長尾氏によれば、チリツモレベルでできることもあるという。一番簡単な節税方法、それは「セルフメディケーション制度」の活用だ。この制度は、ドラッグストアで買う花粉症薬や胃薬などの一部の医薬品が、税金の控除対象となること。
「一般的な医療費控除の対象額は、年間10万円超とハードルが高い。しかし、この制度は家族全員の薬の購入額が、年間1万2000円以上なら対象に。8万8000円を限度に所得控除が受けられます」(医療ライター)
最後に、長尾氏が、こんな節約指南をしてくれた。
「最終的には、お友達をたくさん作りましょう、ということでしょうか」
はたして、そのココロはいったい……?
「ある商社が運営している会員制のファミリーセールでは、超有名ブランドの商品が、5〜7割引で買えます。ただし、誰もが入会できるわけではない。実は、お友達からの紹介制になっているんですね」(前同)
コロナ禍で疎遠になりがちだが、人づきあいもけっしてムダにはならない!?