■局の“不良債権”番組に!?
バラエティ番組を中心に仕事をする放送作家は話す。
「“嵐枠”の継続について、現場レベルでは厳しい見方ですね。“結局、最初の話題性だけでしょ……”ということです。5人がそろって嵐だったのに、大野以外の4人でさえ集まらないわけですから、番組はこれまでより明らかにパワーダウンします。
さらに、視聴者にも“キンプリ売るためなんでしょ?”、“Snow Manをプッシュしたいんだろうな”といった事務所やテレビ局側の思惑が透けて見えてしまう可能性があり、見ている側はシラけてしまうかも。
一方の『鉄腕ダッシュ』は“自然”、“農業”、“地域密着”といった一貫したテーマがあるため、主役がTOKIOからかわっても番組は成立するでしょう。ところが、『嵐にしやがれ』と『VS嵐』はそういった番組ではなく、嵐の5人ありきの番組でした。
そのため、番組開始から半年ほどもしたら視聴者はどんどん離れていってしまい、近いうちに両局の“不良債権化するのが見えている”というのが、現場の率直な意見です。『女性自身』の記事にあるように、嵐枠の継続はありえるのでしょうが、実際に残したところで番組は尻すぼみになり、結果、嵐の価値までも下げてしまう懸念もあるのではないでしょうか……」
ファンには吉報に思えた冠番組は継続報道だが、はたしてどうなる!?