8月6日、在京民放キー局5社の2020年4~6月期の決算が出そろった。
新型コロナウイルスの感染拡大で、イベントの中止が相次いだこと、広告収入が激減したことで、テレビ東京ホールディングス(HD)以外の4社の最終利益が減少。
特にフジ・メディアHDは前年同期比90.6%減の20億円と最大の落ち込みを記録。また、日本テレビHDは81.7%減の15億円で、イベントの中止など、コロナ関連で約30億円の特別損失を計上したことが響いたという。
「テレビ業界のみならず、国内外の経済が停滞し、多くの企業が広告出稿を控えたことがテレビ業界にも大打撃を与えているんです。
ただ、ある業界だけはコロナ禍にありながら、堅調な業績を収めており、これまで同様に広告出稿があり、テレビ局の救いになっていると言えそうです。その業界というのが、住宅メーカーなんです」(制作会社関係者)