■ニノとは演技も音楽も似ている?

 重岡は『誰も知らない志村けん』の前にも、1月放送の吉高由里子(31)主演のドラマ『知らなくていいコト 』(日本テレビ系)での演技が話題になっていた。

「『知らなくていいコト 』で重岡は、吉高演じる主人公の彼氏という役でした。しかし、一方的に別れたり、それにもかかわらず未練があって酔って主人公の家に上がり込んで泣き言を言い始めるなど、歪んだ性格のキャラクターだったんです。爽やかなジャニーズタレントらしからぬ怪演ぶりは注目を集め、ジャニーズ屈指の演技派である、二宮和也(37)を引き合いに“ポスト二宮”との呼び声もありますね。

 二宮も、2018年放送の連続ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)で、手術の腕はいいものの傲慢な性格と言動が目立つ外科医・渡海征司郎を演じました。そうした“クセがすごすぎる役”を違和感なく演じる部分が、通ずるということのようです。

 また、『誰も知らない志村けん』では、“重岡の演技は錦戸亮みがあるのよ!似てる”など、元関ジャニ∞の錦戸亮(35)と比較する声もありました。錦戸は、映画『羊の木』での市の職員役やドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)での主人公・小林司役で、自然な演技が良いとの評価も聞きましたし、そういった部分と共通していたのかもしれません」(女性誌記者)

 今回、重岡にはその自然な演技以外にも注目を浴びたシーンがあったという。志村さんが生前好きだったというビートルズの名曲・レット・イット・ビーを生演奏した場面だ。

「志村さんと縁がある人物が集まって企画が行われたのですが、重岡はピアノを担当したんです。重岡はジャニーズWESTの楽曲『間違っちゃいない』などで作曲も手がけているんですが、SNSでは“ピアノ弾けるのびっくりした”といった声も。二宮も『どこにでもある唄。』などで作曲を手掛け、嵐のコンサートではピアノ弾き語りをするときもありますし、音楽面でのこうした部分も“ポスト二宮”と言われる所以なのかもしれませんね」(前同)

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