■岸田文雄は大阪には嫌われるかも?

 つづいては、岸田文雄政調会長。17年の『毎日新聞』によると、好物は納豆。今年6月20日には、茨城6区が選挙区で岸田派の国光文乃議員が、茨城の名産品『やさと納豆』をツイッターで宣伝した際に、岸田氏も参加していたが……。

「むしろ、岸田=お好み焼きのイメージが強いですね。18年5月6日の『日経新聞日曜版』では、コテを片手に微笑む写真が掲載されたこともあります。選挙区が広島なだけに、ソバとキャベツがたっぷりの“広島風お好み焼き”を推していて、東京では浅草の広島お好み焼き屋『凡』という店が行きつけでした。16年11月にはキャロライン・ケネディ駐日米大使の誕生日祝いにも招待したほどですが、残念ながら19年4月15日に閉店しています。

 値段は、ランチの広島お好み焼きは950円、ディナーは3000円もあれば楽しめる、やはり庶民的な店ですね」

 先述の日経新聞のインタビューでは〈広島のお好み焼きは、大阪のお好み焼きとは別の食べ物〉と食通なコメントをしているが、「大阪と広島のどっちが本家“お好み焼き”なのか?」はいまだに議論が続くデリケートな話題。意外と、お好み焼きをめぐって関西圏からは反感を買う可能性があるかもしれない。

「ちなみに、19年1月7日の『NHK政治マガジン』では、広島市のあいさつ回りの際に、合計950円の新年限定の“新春うどん”とおむすび2つを、“地元に帰ると決まって食べる”とています。絶妙な塩加減と手軽さが気に入っていて、若手時代から愛用している店だと明かしています。ちなみに、年末年始はお酒や雑煮、おせちなどを食べ過ぎたため、19年の抱負にダイエットを挙げていました(笑)」

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