■韓国版との比較で痛烈一言

 シーズン1より数字を落としてしまった『SUITS/スーツ2』には厳しい意見も寄せられているという。

「大手芸能プロダクションの幹部が嘆いていましたよ。“韓国版と比べたらママゴト”だと。今や、日本よりはるかにエンタメ先進国である韓国版と比べるのは酷なことなのかもしれません。だとしても、『SUITS/スーツ2』はたしかに厳しい気がしますね」(スポーツ紙記者)

『SUITS/スーツ』は、米NBC傘下のUSAネットワークで2011年から2019年まで放送された同名のドラマが原作になっている。アメリカ版『SUITS/スーツ』の公式サイトによると、2011年6月の初回放送時の視聴者数が460万人を記録するなど、大ヒットを記録したという。

 そして、韓国版『SUITS/スーツ』は、日本版の放送から遡ること半年、2018年4月からKBS第2テレビジョンで放送された。

「韓国版ではチャン・ドンゴン(48)とパク・ヒョンシク(28)が主演を務めています。日本でも『SUITS/スーツ〜運命の選択〜』の題名でTBSチャンネル1やWOWOWなどで放送され、DVDも発売されています。

 そのため、日本国内でも“チャンドンゴンの完璧なスーツ姿と相変わらずBARが似合う色気ムンムンのこっちのが私好み”“韓国版スーツは続編を希望したいくらい好き”といった声がネット上で多く聞かれるなど、ファンが多いんです。

 また、チャン・ドンゴン演じるチェ・ガンソク(日本版の甲斐)、パク・ヒョンシク演じるコ・ヨヌ(日本版の大輔)の絆が深まっていくところも見ごたえがあるようで、6話でガンスクが模擬裁判に挑むヨヌに初めて助言を与える場面や、ヨヌが依頼人である会計事務所の横領に気づき、ガンスクが秘密裏に調査を指示する場面など、特別に人気の高いシーンもあるそうです」(前出のテレビ誌ライター)

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