■昨年の『紅白』では「ジャニー氏追悼企画」
「昨年7月にジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなったため、『紅白』でもジャニー氏の追悼企画コーナーがもうけられましたよね。同コーナーには当時、デビュー前のSixTONESやSnow Manをはじめとする総勢60人以上のジャニーズJr.も出演しました。
たしかにジャニー氏は日本音楽史において偉大なプロデューサーだったわけですから、『紅白』の舞台で追悼するというのは分かります。ただ、『紅白出場アーティスト』として選出されていないにもかかわらず、ジャニーズJr.たちに“いかにも紅白出場者です”という感じが出てしまっていたため、違和感や不満を感じた視聴者も相当数いたといいます。
今年の『紅白』で“嵐シフト”を敷くことにも、そういった観点から厳しい声が上がっているのではないでしょうか。“2年連続、ジャニーズのための紅白なの?”と。
嵐の5人も総合司会に前向きといいますが、コロナの影響でライブやツアーができなくなった鬱憤を『紅白』の舞台にぶつけたいという思いもあるのかもしれませんね。ただ、毎年『紅白』を楽しみにしている人からすれば、嵐だけを特別扱いすることに違和感を覚えてしまう、ということではないでしょうか」(前同)
これだけ批判的な声がある中、嵐の5人が司会に決まったとしたら、彼らはどう『紅白』を盛り上げてくれるだろうか――?