■三浦さんの親友・佐藤健と共演したことも

 松岡は、仕事に対してひたむきなのは間違いない。しかし、それゆえに我の強い部分が出ることがあった。たとえば、19年10月7日の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際は、広瀬アリス(25)について、「『若手女優バラエティー枠って私じゃないの?』っていう......その辺はバチバチしてます!」としたり、土屋太鳳(25)についてライバル心を明かしたりと、強気な感じを見せていた。

 一部では我の強さに難色を示すファンもいるが、この強さこそ、松岡の強みなのかもしれない。

「松岡は、三浦さんと10年来の親友として有名な俳優・佐藤健(31)とも、19年の映画『ひとよ』で共演しているんですが、その際もそうした、演技に入り込み過ぎてしまった失敗エピソードや、我の強さが明らかになる一幕がありました。

 映画で松岡は、夢を諦めてスナックで働いている女・園子を、佐藤は、園子の兄でうだつの上がらないフリーライター、雄二をそれぞれ演じています。鈴木亮平(37)も、雄二の兄役で、松岡、佐藤、鈴木の3兄妹でした」(映画ライター)

 同年9月25日に行われた、ジャパンプレミア試写会の際の松岡は、やはり我の強い一面を見せていた。

 司会者から「白石和彌監督の作品に3兄妹として出演してみての感想」を聞かれた際に『だんご3兄弟』の話をしてボケたり、「体内を汚して挑もうと(思った)」と、役作りの話をしようとした佐藤に対して「この映画の佐藤さんは汚いですよ! びっくりするくらい汚い。こんなにきれいな顔をしているのに!」とイジり、「あんまり言うな! 傷つくだろ!」と返されたり、もはや司会者のようなPRをし、場を盛り上げていた。最終的には共演者の音尾琢真(44)に、「(司会の)仕事を取るんじゃない!」「しゃしゃるな!」と、注意されてしまったほどだ。

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