■『鉄腕ダッシュ』の道は望まなかった!?

 9月7日、フジテレビは10月期の改編発表会を開催。『VS嵐』について、編成局編成センター編成部長は「我々も精一杯、一緒になって嵐と番組を盛り上げていきたい」とコメントした。

「フジテレビの編成部長のコメントから『VS嵐』も『嵐にしやがれ』と同様、年内終了で調整が進められていることがうかがえます。9月11日のスポーツニッポンでも『VS嵐』も終了と報じていましたね。

 ただ一部では、両番組とも来年以降も“嵐枠”として残る可能性もあると報道されていました。

 来年3月で長瀬智也(41)が退所するTOKIOの『鉄腕ダッシュ』(日本テレビ系)は、長瀬退所後も継続し、城島茂(49)、国分太一(45)、松岡昌宏(43)は“講師”というような形で番組に残り、King&PrinceSnow ManSixTONESなどのジャニーズの若手を新たな出演者として迎えるといった案が検討されているといいます。

 報道から考えると、嵐にも『鉄腕ダッシュ』のような形で番組を残すのはどうか、との打診があった可能性が高いでしょう。ただ、日本テレビの正式発表で『嵐にしやがれ』の継続はなくなった。

 冠番組が続くという報道には、テレビ界、芸能界で懸念の声も上がっていました。芸能活動を休止するリーダーの大野智(39)は出演しないものの、他の4人が代わる代わる出演するような形で継続するという話でしたが、そのことで大野へのプレッシャーになる、嵐が揃って出演しないことで今より番組のクオリティが下がり視聴率も落ちて“嵐ブランド”の低下につながる、と。嵐の5人にもそういった懸念は伝わったかもしれません。おそらく彼らは、そうした無理のある冠番組の継続を望まなかったんでしょう。

 しかし、そうなると、いざ嵐が再結成したあとに受け皿となる番組はありません。そこで思い出されるのが先日の櫻井のインタビュー内容ですよね」(前出のスポーツ紙記者)

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